空飛ぶウミガメ ラニ君の旅行記

ANAの空飛ぶウミガメ、ラニ君が主にANAを利用して旅行する様子をお届けします。

早朝の成田空港で迎える2024年の初日の出フライト

2024年の幕開けは成田空港発、ANAによる初日の出フライトです。

チェックイン 4:00 a.m.

まずはチェックインです。通常の国内線と同じ第1ターミナルの1FにあるANAカウンターにむかいます…が、その時間はなんと早朝4時!

ということで前日の終電である京成スカイライナー(イブニングライナー)にて深夜0時10分頃に成田空港に入り、第一ターミナルの一階にあるベンチで待機していました。

年越しイブニングライナー

年越し間もない成田空港

そして待ちに待って、4時にチェックインカウンターに向かってみると、、、

華やかなチェックインカウンター

集まるお客さんのほかに、「謹賀新年」の飾りつけや着物姿のグランドスタッフさんのお出迎えがありました!

着物姿のスタッフさんはお客さんからの記念撮影にも快く応じてくれていました。初日の出フライトは通常のフライトと異なり座席クラスと窓側or通路側の指定のみで細かい座席指定はできないため、この時に初めて搭乗券を受け取ることで自分の座席を知ることができます。今回は最安の普通席通路側にて申し込みしていましたが、気になる今回の座席は…29Dでした。後ろ区画の真ん中辺りの座席です。

また、ここでは搭乗券と合わせて記念品の受け取りをします。今年の記念品の詳細は記事の後半で紹介します。

 

保安検査通過 4:30 a.m.

チェックインを済ませた後は、そのまま保安検査を通過します。保安検査通過の際はQRコードをかざすのではなくスタッフの方が目視でチケットを確認して通過する特殊な方式でした。

そして、保安検査を通過した先の搭乗ラウンジでもGHさんやGSさんたちが写真撮影用のボードや飾りつけをしてくれていたので心躍らせながら待機できました。

搭乗ラウンジ①

搭乗ラウンジ②

搭乗開始 5:20 a.m.

搭乗口Hから搭乗


いよいよ搭乗開始です。搭乗は後方の座席から順に行われます。ゲートHを通り55番スポットにとまるB787-8 JA827Aに乗り込みます。

55番スポットのJA827A

機内にもこれまたかわいらしい飾り付けが多々見られます。

出発 5:45 a.m. そして、離陸 6:00 a.m.

いよいよ出発すると、機内ではCAさんや機長、副操縦士そしてANAHDの井上社長からもチャーター機ならではのアナウンスが流れます。チャーター便では個別のログブックに記入できないこともあり、機番や使用滑走路・飛行高度など普段のCAさんからのアナウンスではなかなか聞けない言葉が連発していました。このアナウンスの様子は後日アップロードするYouTube動画にてお楽しみください。

RWY34Lからの離陸後およそ30分ほどで富士山付近のALPUSにて高度17000 ftでホールドして初日の出を待ちます。この時点で空はうっすらと赤みがかかっており期待が高まります。

朝焼けに染まる富士山上空

富士山上空についてから10分もたたないうちに初日の出フライトの目玉の一つ、おせち風お弁当が配られます。

 

今年のメニューは

数の子、田作り、黒豆、海老養老煮、出汁巻き玉子、鮭塩焼き、紅白蒲鉾、鳥賊松笠、蓮根挟み揚げ

 

紅白菊花膾

スモークサーモントラウト

 

煮しめ

 

押し寿司4種(蟹・鳥賊・穴子・海老)

鳥松風、合鴨ロース煮、姫慈姑

 

でした。

飲み物は通常の国内線でのソフトドリンクに加えビール、日本酒が用意されていました。

機内食を愉しんでいると機長からのアナウンスで日本国内各地における初日の出の時刻、地上で最も遅い初日の出を拝める与那国島や最も早い初日の出を拝める富士山山頂での日の出時刻、そしてその富士山の日の出より1-2分ほど早い6時40分頃だという案内がありました。

初日の出 6:40 a.m.

機内ではお弁当を食べ終わり、コーヒーや温かいお茶が配られ始めるころ、ついに機内ではまず左側Aの窓からついにご来光が見えてきました。そこから約15分は旋回をしているため、2分ごとに機内の左右それぞれの窓から見えていました。富士山が見えない間も雪をかぶった日本アルプスの山々を愉しむことができ、窓から目を離せない時間が続きます。

初日の出

ダイヤモンド富士

反対側のアルプス

ALPUS離脱、上昇してNRTへ 7:20 a.m.

日の出から30~40分ほど経つと富士山鑑賞のためのALPUSから離脱し高度をFL170からFL250へと上昇させながらやや西へと飛行し、豊田市浜松市上空を通り太平洋上空へと出ます。新島を越え九十九里浜を手前に差しかかったころ、CAさんからの演出としてB787のローンチカスタマーであるANA側からBoeingへと発案されたレインボー照明を見させて戴けました。

レインボー照明

着陸 8:10 a.m. 

再び55スポットにて

無事成田空港RWY34Rへと着陸し、出発時と同じ55番スポットへと戻ります。降機時にもCAさんや手作りうちわなどの装飾による温かいお見送りを最後まで受けられました。

 

記念品

最期に記念品のご紹介です。今回戴いた記念品は毎年恒例とりつつあるコロンパンのANA×干支の龍の可愛いクッキー、タンブラー、コースター、バック、機長&井上社長のサイン入り搭乗証明書、翼の王国1月号がありました。またこれらとは別に機内ではCAさんからの手渡しで御朱印風のイラストもいただきました。

 

記念品 このほかに翼の王国

←タンブラーの絵柄です



元日の成田空港ではこのほかにもイベントがおこなわれていたのでその様子はまた別記事にてご紹介します。